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関西学院グリークラブについて
関西学院グリークラブは学院創立10年後の1899(明治32)年、当時のキャンパス神戸・原田の森(現在の王子公園付近)で誕生しました。以来125年間にわたり活動を継続している、日本で最も長い歴史を持つ男声合唱団です。これまでに音楽家の山田耕筰、林雄一郎、北村協一をはじめ、各業界に多くの卒業生を輩出しています。 演奏レパートリーは校歌や宗教曲をはじめ、クラシックから現代に至るまでの国内外の合唱作品、ミュージカルやポピュラーソング、民謡まで幅広く、バーバーショップスタイルでの演奏にも取り組んでいます。中には校歌「Old Kwansei」や「U Boj!」など、100年以上にわたり代々歌い継がれている曲も存在します。
コンクールにおいては1963年までの間に戦前の競演会を含め全国大会に19回出場し、優勝 (1位) 16回、 招待演奏2回など輝かしい実績を残しました。近年では2010年以降、全国大会において12大会連続で金賞を受賞するなど、常に日本の合唱界をリードし続けています。
時代とともに学生の気質は変化する一方、その長い歴史の中で受け継がれてきたものが、クラブモットーである「メンタルハーモニー」です。部員一人ひとりの精神的調和を目指すことで生まれる独自のハーモニーは「関学トーン」と呼ばれ、今日に至ってもなお、多くの人々に愛されています。その精神を柱に、限られた時間の中で一つひとつの演奏会に真摯に取り組み、関西学院グリークラブの歴史に新しいページを作り上げるべく、日々不断の努力を重ねています。
ご挨拶
この度は、関西学院グリークラブのホームページをご覧いただきありがとうございます。2025年度、第126代部長を務めさせていただきます、廣田義宗と申します。
創部125周年という大きな節目を越え、新たな歴史の一歩を踏み出すこの年に、部長という重責を担えることを大変光栄に感じております。先人たちが築き上げてきた「メンタルハーモニー」の理念と、長い年月を通じて磨かれてきた「関学トーン」を大切に受け継ぎながら、今の私たちだからこそできる表現を追求し、日々の練習に励んでまいります。
今後とも、関西学院グリークラブへの温かいご支援とご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

関西学院グリークラブ
第126代部長
廣田義宗
STAFF

嶺重 淑
顧問
1962年、牧師の家庭に生まれる(両親はいずれも関学大卒)。早稲田大学第一文学部卒業(在学中は早稲田大学グリークラブに所属)、その後、関西学院大学神学部、同大学院神学研究科に学び、スイス・ベルン大学プロテスタント神学部にてDr. Theol.(神学博士号)取得。関西学院大学神学部教員等を経て、2012年より同大学人間福祉学部教授(宗教主事)、2014年4月より関西学院グリークラブ顧問を務める。

広瀬 康夫
技術顧問
神戸市出身。関西学院大学を卒業、1987年より関西学院に勤務し、グリークラブはじめ多くの合唱団の指導に当たるとともに、全日本合唱連盟等の講師、審査員を務める。1999年BHS(BarbershopHarmonySociety)に登録し、日本でのバーバーショップハーモニーの普及に努める。指揮以外にカルテットやソリストとして歌唱活動も行う。
故北村協一氏に指揮法を、大久保昭男氏、井上和世氏に声楽を、Egisto Matteucci氏に教会音楽及び合唱指導法を師事。現在、関西学院グリークラブ技術顧問・指揮者、新月会副会長・指揮者、コール・セコインデ常任指揮者、金沢メンネルコール客演指揮者、グリークラブ香川技術顧問、九州フレッシュメンコア・テクニカルアドバイザー、男声合唱協会JAMCA個人会員、BHS(本部アメリカ)会員。

小貫 岩夫
ヴォイストレーナー
同志社大学及び大阪音楽大学卒業。文化庁オペラ研修所第11期修了。数々のコンクールで優勝、入選する。95年『魔笛』タミーノ役に抜擢され、テオ・アダムらと共演しデビュー。翌年にはケムニッツ市立歌劇場(ドイツ)に同役で招聘出演し好評を得る。98年より文化庁派遣でミラノへ留学。2000 年新国立劇場デビュー以来、二期会を中心に『鳴神』(市川團十郎演出)、『コジ・ファン・トゥッテ』(宮本亜門演出、文化庁芸術祭大賞受賞)などで活躍。また二期会公演『魔笛』(実相寺昭雄演出)には07年、10年と2回連続タミーノ役で出演し喝来を浴びた。近年は11年佐渡裕指揮『こうもり』アルフレード役のほか、13年から3年連続、二期会のオペレッタに主役で出演し演技力を発揮している。コンサートでは2011年、13年、15年にウィーンオペラ舞踏会管弦楽団のニューイヤーコンサートのソリストとして舞台を飾った。2013年、天皇皇后(現上皇上皇后)両陛下御親覧の舞踏会で演奏しお言葉を賜る。2018年7月、東京二期会『魔弾の射手』に主役マックスで出演した。二期会会員。二期会オペラ研修所講師。東京藝術大学オペラ専攻非常勤講師。
2010年、カメラータ・トウキョウから『いつも微笑みを~オペレッタ名曲集』をリリース。
2015年、FlyingDogよりリリースされたアルバム『ハナハサク』には、作曲者菅野よう子と共演した『花は咲く~2015』が収められている。
2017年には2ndアルバム『ふたりのしらべ』をリリース。
合唱団の指導者としては関西学院グリークラブ、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、立教大学グリークラブ男声、同志社グリークラブ、法政大学アカデミー合唱団、東京アカデミー合唱団、しなの合唱団のボイストレーナー、また大阪外国語大学グリークラブOB(東京)の指揮者として活躍している。

















